何年かぶりに確定申告に行ってきた。
係の人がついてくれるものの自分のスマホで、自分で入力する。
私についてくれた係の人は若い女性で、初日だったこともあるのか「贈与税(の対応)は初めてなんです」とのことで、幾度か札を上げて合図をして、よく分かる人に来てもらって確認しながら対応してくれた。
以前に来た時にIDは割り当てられていたが、すっかり忘れていて、その確認をしてもらった後、設定していたか不明なパスワードを設定して、スマホで入力した。以前はパソコンが多数あり、そこで係の人についてもらい自分で入力したが、今年はパソコンの台数は限られていて「パソコン入力は長時間お待ちいただきます」とのこと。
私の在住の市は市役所ではなく、管轄の税務署が設置する場所が確定申告の会場(在住市ではない)になっているのだが、来年からはその会場の設置はなくなり、税務署へ(ただ、その期間税務署の駐車場の利用はできないとのこと)との案内の掲示があった。
つまり、スマホで自分で確定申告をしてくださいということなのだろう。
IDとパスワードが設定できたので、私は来年からは自宅からパソコンで確定申告が出来そうだ。もし出来なければ、在住市の市役所へと行くこともできるのだろう。
でも、なんだかなあ。スマホを持ってるのが当たり前で、そうでない人は大変だなあととても思った。代わりに入力したり、手伝ってもらえる家族が近くにいる人ばかりではないだろう。お金に関することだから、誰にでも開示はしたくないし。
駅に時刻表が無くなり、スマホで見るようになっているらしい。電車なんて本当に誰でもが利用するものですらそうなっている。時刻表を見たければ、駅員に訊けということらしいが、駅員もそう多くないし。無人駅には時刻表はあるのかな?これも本当になんだかなあ。
今のところ、私は何とかスマホやパソコンを使えてはいるけれど、だんだん分からないことが増えていってしまうんじゃないかな、という思いもある。
おまけ
一生懸命について対応してくれた若い女性に頑張ってほしいなという気持ちで、私が「わかっている人に確認しながらやってくれた」と夫に言ったところ、「大丈夫か?」(間違いなくできているのか)と言う言葉が返ってきて、不愉快な気持ちになった。
夫との会話はたいていこういうことになるので、出来れば話したくない。
定番の「なんだかなあ」である。 (彩)

Comments